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2018-06

ブログ概要。 - 2037.02.22 Sun

はじめまして!ここはマンマルXのブログです!

当サイトは国際問題などの政治ネタを中心に
歴史、宗教から陰謀論、ミリタリーまで話題は多岐にわたりますが、
真の目的は国民主権の民主主義国家である我が国において
政治に関心のないノンポリ層をなくそうというものです。(`・ω・´)
※ノンポリ(nonpolitical)=政治運動に興味のない人

私はいわゆる「ゆとり」と呼ばれる世代ですが、
同年代の若者の政治離れが著しく、施政者との溝は深まるばかりです。
将来、誰が私たちの暮らしを守っていくのでしょう?
このまま日本を放置するわけにはいきません。
この憂国の気持ちから「ゆとり世代の憂国ブログ」を始めます!

私は幸いにも義務教育期間に自虐史観から解放され、
歴史や政治への関心は人一倍強くなりました。
まずは「ゆとり教育」を推進した
日教組による自虐史観からの解放が第一です。

★ブログの見方(カテゴリ紹介)
まずは自己紹介替わりに自分史
次に政治思想を過去記事から順に見て基礎知識を習得、
その後、日本近代史を読破すれば自虐史観から離脱ですw

しかしゴールという訳ではありません。政治や歴史は現在進行形です。
国内国際全般というざっくりしたくくりと
極東アジア欧米中東アラブの地域別に時事問題を随時更新
また、もっとディープな内容(陰謀論)
国際全般からはユダヤ、国内からは菊タブーがあります。
戦史やミリタリー好きの人は戦争・兵器カテゴリもオススメです。

最新世界地図2016

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米朝首脳会談の裏側。 - 2018.06.13 Wed

昨日6月12日、ついに史上初の米朝首脳会談が行われました。
昨年あれほど互いに罵り合い開戦間近とまで言われていたトランプと金正恩ですが、
初対面の握手から終始和やかな雰囲気で進みました。
当初何らかの合意には達しないと言われていましたが、
ふたり揃って合意文書に著名し、豪腕ビジネスマンと独裁者の初会談は終了しました。



テレビ越しでこの様子を穏やかな表情で見つめる文在寅大統領や
日本のマスコミの緊迫感のなさには呆れます。
問題は合意文書の中身です。

①米朝の両国民が平和と繁栄を望んいることに従って、新しい米朝関係を構築する。
②朝鮮半島に永続的で安定的な平和体制を構築するためともに努力する。
③北朝鮮が朝鮮半島を完全に非核化するために取り組むとした、
3月27日の板門店宣言を再確認する。
④米朝はすでに身元確認されたものを含め、戦争捕虜や行方不明兵の遺骨の回収に尽力する。


以上が合意した点ですが、
出発前のトランプが「一度きりの機会」などと北朝鮮側にプレッシャーを与えてた割には
満足できる到達点には達しなかったという印象です。
北朝鮮の非核化の後、朝鮮戦争終結、平和条約締結、
そして在韓米軍の撤退という「朝鮮半島の非核化」の道筋は示されましたが、
非核化への具体的な行動や検証方法などには触れておらず、
あれほどアメリカが訴えていた
「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)は明文化されませんでした。
単なる「非核化に努力」では米朝枠組み合意から6者協議など過去何度も合意されてきた事で、
その度に裏切られ、核開発の時間稼ぎに使われたのが歴史です。
④を除き具体性に欠ける形だけの合意で人道問題は完全に置き去りにされました。

北朝鮮はうまく交渉を乗り切りました。
中間選挙を控えたトランプが功を焦った可能性があります。
敵対行動の即時中止の流れから
交渉が続いているうちという条件付きながら米韓合同軍事演習の中止が発表され、
現状ではアメリカから北朝鮮の体制保証が確約されただけにも見えます。
北朝鮮の非核化、基地負担軽減を同時に達成し、
非核化後の経済援助の負担を逃れ、日韓に肩代わりさせるなど
アメリカファーストの視点で見れば部分的には成功と言えるかもしれませんが、
それは中国の台頭を許すことでもあります。
金正恩にシンガポール行きの航空機を貸与した甲斐があり、
習近平もひとまず胸をなでおろしたといった感じでしょうか?
既に事実上の核保有国となってしまった北朝鮮を相手に
あのアメリカでさえ手こずるという事が合意文章に如実に表れていると言えます。

日本ではあれほど安部総理が念を押し続けた
拉致問題に進展が見られなかった事について落胆の声が大きいですが、
第三者であるアメリカに期待するほうが間違っているのであって、
これは安部総理も言っていた通り最終的には日朝で解決すべき問題で、
米朝の交渉で明文化されなかったのは予想されたことです。
韓国に続いて核保有国のアメリカが拉致問題を提起する事で
日朝首脳会談への強力な布石となるので後は日本の仕事でしょう。
日本政府は早速、14、15日の日程でモンゴルで行われる
ウランバートル対話で北朝鮮関係者と接触を図る予定です。
こういう情報があるということは米朝首脳会談で拉致問題について
北朝鮮から何らかの発言があったことを裏付けていると思います。



北朝鮮とアメリカが近づきすぎることを一番警戒するべきなのは日本です。
幸いにもトランプが思い描いた平和条約締結までには至らず、
日米を中心とした国際的な制裁は継続中であり、
再び北朝鮮が合意を反古にした場合、アメリカも軍事的オプションを排除していません
日韓が負う経済援助にしても日本の場合、平壌宣言で決まっていることではありますが、
これは国交正常化後の事であり、
それには核、ミサイル、拉致問題の解決が不可欠なわけで結局のところ何も変わっていません。
米韓合同軍事演習中止、そして在韓米軍撤退に言及したため
韓国にとっては安全保障上の危機ですが
文在寅自身それを望んでいるのでどうしようもないです。

南北会談に続き、今回アメリカを持ってしても何も決まりませんでした。
日本にとっては拉致被害者家族の高齢化が進んでおり、もはや一刻の猶予もありません
アメリカがこの程度ではこの先も不安が残りますが・・・
もといアメリカを頼りにする時代は終わったと認識すべきです!
やはりここは拉致問題だけではなく包括的な北朝鮮問題において
日本がより主体的な役割を担うしかないのではないでしょうか?
在韓米軍の撤退が現実となれば韓国という緩衝地帯を無くし、
防衛ラインは対馬まで南下します。
日本は直接、中国・北朝鮮と対峙しなくてはいけなくなります。
拉致問題も特戦による救出作戦を真剣に検討しなければなりません。
まさに憲法改正待ったなしの状況と言えるでしょう。

今後の極東情勢について、どうしても悲観的に見てしまいますが、
これは全てのスタートラインとも言えそうです。
ついつい米朝首脳会談そのものに目が行きますが、
その裏で動き始めている事が重要です。
米朝首脳会談の同日、台湾におけるアメリカの代表機関、米国在台協会(AIT)
台北事務所新庁舎の完工式が行われ、マリー・ロイス米国務次官補が出席しました。
これに先立ちアメリカでは3月に米台の高官の相互訪問を促進する台湾旅行法が成立し、
トランプ政権は台湾を重視する姿勢を鮮明にしています。



2017年3月に朴槿恵が大統領を罷免されてから朝鮮半島の赤化が進む一方で、
台湾では2016年に独立推進派蔡英文が総統に選出され、
以降、中国は蔡英文政権への圧力を強め、近年台湾付近での小規模な軍事演習を増やしています。
これに対抗して台湾は今年初めて政府機関や民間企業を参加させた大規模な軍事演習を行いました。
通常、アメリカは「一つの中国原則」を掲げ、
中国に配慮して「米台関係は非公式であり、米国在台協会は民間企業である」として
警備の軍隊を派遣していませんでしたが、
今回完成した新庁舎には米海兵隊が警備を担当する予定であり、
事実上の在外公館への格上げとして、中国が反発しています。

一連の北朝鮮問題で韓国の行動に翻弄されたトランプ政権では
ようやく朝鮮半島の異常性に気づいたのかもしれません。
朝鮮半島を諦めて今後は日本、台湾、フィリピン
レッドチームに対する最前線の防衛ラインとなるのではないでしょうか?



日本でも米朝首脳会談の同日に偵察衛星を打ち上げ、
安倍総理は訪日中のマレーシアのマハティール首相と首脳会談を行っています。
マハティール首相はかつてルックイースト政策を提唱した親日家で、
92歳と高齢ながら政権交代を実現させ15年ぶりに首相の座に返り咲きました。
もともとマレーシアは北朝鮮や中国の友好国でした。
日本もアメリカ任せではなく、
独自に北朝鮮、そして中国への包囲網をさらに強化しようとしています。
マレーシアは米朝首脳会談が行われたシンガポールの隣国であり、
そもそも板門店開催に傾きかけたトランプを
第三国のシンガポールに改めさせたのも安部総理と言われています。
今回の米朝首脳会談の水面下で動いたのは日本であり、
米朝首脳会談の裏側を見ると
概ね日本政府のシナリオ通りに進んでいると言えるかもしれません。

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連帯する北朝鮮と孤立するアメリカ。 - 2018.06.06 Wed

今日、安部総理が日米首脳会談G7サミットのために羽田空港を飛び立ちました。
ワシントンで首脳会談終了後、アメリカから直接カナダに移動、
東部シャルルボワで8~9日に開かれる主要7カ国首脳会議に出席します。
シンガポールで史上初の米朝首脳会談が開かれるのが今月12日。
1週間を切り、事実上これが日本にとってのラストチャンスです。

安部総理は北朝鮮からの拉致問題「解決済み」回答を拒否することを
トランプ大統領に要請すると見られ、
米朝会談直後にも日米首脳会談を申し入れ、早期に対応を見極めたい考えです。

米朝会談を巡ってはここに至るまで色々なことが起こりました。
前回の記事の段階で金正恩が中国大連を訪れ習近平と二回目の中朝首脳会談を行い。
その直後、北朝鮮側から米朝会談の再考を示唆する発言が飛び出し、
北朝鮮の外務次官はペンス副大統領を「まぬけ」と侮辱しました。
経緯から見て北朝鮮の態度硬化は中国の影響であることはほぼ間違いないでしょう。
このように態度を急変させた北朝鮮に対して
トランプ大統領は24日に会談中止を発表しました。
またしても電撃的な決断で世界を驚かせましたが、
その直後にこれまた急に北朝鮮が態度を軟化させ、
北朝鮮高官がトランプ大統領を持ち上げる発言をすると、
トランプ大統領もすぐさま会談中止を取り消し、現在に至ります。

興味深いのはトランプの会談中止発表前後の韓国、文在寅大統領の行動です。
22日に米韓首脳会談がワシントンで行われましたが、
米朝の仲介役としてアメリカに乗り込んだ文在寅に対して
トランプは首脳会談前に突発的な記者会見を開いて
マスコミに対して真っ先に米朝会談中止の可能性を示唆
また、「北朝鮮の態度変化に対する懸念の声が出ているが、どう考えているか」との問いに
韓国語で答えた文在寅の言葉をトランプは「通訳しなくても良い」と発言し、
あからさまな冷遇を行いました。



南北会談後、韓国がアメリカに伝えてきた内容と北朝鮮の言動に大きな隔たりが有り、
アメリカの韓国への不信感も当然高まっていると言えます。
そして24日の会談中止を受けて、
日本は冷静にアメリカ支持を表明する中、韓国は遺憾の意を表しました。
そしてわずか二日後の26日に
二回目の南北首脳会談が板門店の北朝鮮側の施設で行われました。
一体この会談に何の意味があるのか?非常に謎が多いです。



24日に行われた非核化を象徴させる政治ショー
豊渓里の地下核実験場の爆破、閉鎖の式典でも
招かれた米英露中の取材陣が北朝鮮入りする中、
韓国の取材陣だけは直前の23日まで受け入れを拒否されていました。



これを米韓首脳会談での文在寅の言動を見定めていたのだとすれば
韓国は本当に北朝鮮の言いなりとしかいえません。
「日本が蚊帳の外」とマスコミでは盛んに言われていましたが、
蓋を開ければアメリカからも北朝鮮からも梯子を外され、韓国が一番間抜けな印象を受けます。
国連決議で禁止されている北朝鮮の瀬取りに韓国籍の船が関与していた疑惑も浮上しており、
事実上北朝鮮の属国と言われても仕方がないでしょう。
文在寅との会談で終わらずに最後に安部総理と会談を行うことを考えても
アメリカにとって韓国よりも日本の方がはるかに信頼できると見ている証拠でしょう。

北朝鮮が重い腰を上げて非核化に乗り出したのは
日米二カ国のリーダーシップによる国際的経済制裁の効果であり、
この非核化を妨害するのは中国や韓国による援助であることが
より明確になってきたと言えます。

日本は北朝鮮の非核化を言葉だけではなく現実的な行動に移すまで
日米による圧力路線を継続させることが大事ですが、
アメリカにもリスクが無いわけではありません。
トランプ大統領も「最大限の圧力という言葉を使わない」などと
北朝鮮に対して融和的なメッセージを出し始めており、
非核化後の北朝鮮に対する経済支援を
日中韓に肩代わりさせるような発言も飛び出していますが、
そうした事も含め明日しっかりと打ち合わせておくことが重要です。

もうひとつの懸念は経済問題です。
日米会談の後にG7サミットが控えていますが、
それに先立ち2日、カナダ西部ウィスラーで開幕した
G7財務相・中央銀行総裁会議では
輸入制限や追加課税などアメリカの保護主義政策に対して批判が集中
現在G7でアメリカは孤立状態にあります。
日本としては北朝鮮問題に対しG7で一致した声明を出したいところですが、
今回のサミットでもアメリカの保護貿易が大きく取り上げられると思われます。
G7や経済交渉においてアメリカに拉致問題を引き合いに出され、
その足元をすくわれないように注意しなければならないでしょう。

北朝鮮が今年に入り、
中国、韓国と積極的に他国との連帯を目指しているのに対して、
大使館エルサレム移転、イラン核合意離脱、輸入制限
アメリカは孤立の道を突き進んでいます。

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日本外しとロシアの沈黙。 - 2018.05.13 Sun

4月27日、南北首脳会談が終わって、
6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談を控え、
徐々に関係国の思惑が見えてきました。

南北会談後の5月7日、8日の日程で
金正恩は再び訪中し大連で習近平国家主席と会っています。
金正恩政権が誕生して5年余どこの国の首脳にも会ってなかったのに
今年、韓国、アメリカ両首脳との会談が立て続けに決まると
3月25日電撃的に北京を訪問し中国の習近平と初会談。
それから二ヶ月も経たずに会談を行うのはどう見ても異常です。
南北会談の結果とその後のアメリカの高度な要求、
これに対する対応を協議するためと見られています。

特に8日にアメリカがイラン核合意を離脱したショックは大きかったでしょう。
アメリカはリビア方式で北朝鮮の核廃棄を進めたい方針ですが、
北朝鮮が核廃棄に合意した所でカダフィ大佐の末路が金正恩の脳内によぎります

大連中朝首脳会談

南北首脳会談では終始柔和な表情を見せた金正恩ですが、
中朝会談では固く真剣な表情見せる場面が多い気がします。
しばらく育てた犬に噛み付かれる状況だった中朝関係ですが、
ここにきて中朝の主従関係がハッキリしてきました。
中国としてはこのまま北朝鮮を手懐けて金正恩体制を維持したまま
北朝鮮に優位な段階的な非核化を進めたい考えでしょう。

一方で安部総理は南北首脳会談前の4月17、18日に訪米し
トランプ大統領と首脳会談を行い、貿易問題では対立する側面がありながらも
最大の懸案である北朝鮮問題において
完全な非核化に向けて具体的な行動を取るまでは圧力を緩めない方針で一致し
米朝首脳会談で拉致問題について提起することが約束され、
強固な日米同盟を内外にアピールしています。



北朝鮮は10日に拘束されていたアメリカ人3人を解放する一方で
日本人拉致問題は解決済みとして日本人の解放を拒み続けています。
12日には北朝鮮メディアが北東部の豊渓里(プンゲリ)の核実験場を廃棄する式典を、
今月23~25日の間に行うと発表しましたが、
この核廃棄を印象付ける式典を取材できる外国メディアは
中国、ロシア、米国、英国、韓国に限定され、ここでも日本が除外されています。
北朝鮮は戦略として露骨な日本外しを行っています。

ここで見えてくるのは北朝鮮と日本がガチンコであるということです。
9日、東京で行われた日中韓首脳会談でも
段階的非核化に前向きな中国と
完全、検証可能かつ不可逆的な方法での廃棄を目指す日本で折り合いがつかず、
韓国が間を取り持ち右往左往する場面が見られ、共同宣言も玉虫色の内容となりました。



しかし、議長国として初めて日本の拉致問題が言及されたことは大きな成果と言えるでしょう。
意外にも歴史問題で韓国は日本に配慮する場面がありました。
様々な場面で反日メッセージを出し続ける文在寅大統領ですが、
安倍総理の平昌五輪開会式出席が南北融和に向けた機運を高めたと評価しています。
国内支持率が好調なこともありますが、
韓国は当事国としてオリンピック、それに続く南北会談を半島の安全保障に結び付けたいのです。
強硬路線の日本を説得し宥めることも重要になります。
文在寅大統領は米朝や日中などの仲介役を積極的にかって出て
ノーベル平和賞を本気で欲しがっているのかもしれません。

一方の中国もいくつかの点で問題はあるものの
尖閣事件以降では関係改善が急速に進んでいます。
昨年ベトナムで行われた日中首脳会談では両首脳が笑顔で握手し
習近平国家主席が「新しい日中関係のスタートだ」と発言、
安部総理は日中平和友好条約締結40周年にあたる今年2018年に相互訪問を提案。
訪日した李克強首相安部総理の年内訪中を打診し、
安部総理の訪中後、習近平国家主席の訪日で一致しました。
背景には日本が積極的に国際社会に訴えて北朝鮮への圧力を強める一方で
その先の中国を見ているという点にあります。
日本の自由で開かれたインド太平洋戦略の効果であり、
北朝鮮を追い詰めることは間接的に中国への攻撃でもあります。
アメリカが再び強い意志を持って極東情勢にコミットする中、
一帯一路を推し進めたい中国にとって
関心を示し始めている日本をここで怒らせることは得策じゃないのです。

日本も北朝鮮に対して頑なに強硬なだけでなく、
過去の清算に基づく国交正常化という最大のアメも用意しています。
この前提として拉致被害者の早期帰国、核廃棄を求めています。
正直これにはいろいろ思うこともありますが、
このやり方は日露平和条約交渉における北方領土経済協力と同じで、
元島民同様、拉致被害者家族の高齢化が進む中で、
人道的な立場で優先順位を高めているからでしょう。

しかし、北朝鮮のスタンスは拉致問題は解決済みであり、
植民地支配において我々が被害者なのだから過去の清算こそ優先すべきという主張です。
日本も文在寅同様に積極的に対話に動けば聞いてやるという構えでしょうが、
それでは北朝鮮の思うツボです。
米朝首脳会談が破談になれば武力衝突になる可能性はまだ残されています。
また、アメリカが日本の拉致問題を棚上げした形で合意に至る可能性もあります。
日本は実力を持って拉致被害者救出作戦を行う構えも必要になるでしょう。

それにしてもロシアの沈黙不気味です・・・。
4月7日に起きたシリア政府によるとみられる化学兵器使用を受けて
アメリカは英仏と協力して昨年4月のシリア空軍基地攻撃以来2回目となる空爆を行いました。
シリア内戦を通じてイスラエルとイランの歴史的な対立もあります。
5月8日アメリカはイラン核合意離脱を表明、制裁を再開させました。
14日にはアメリカ大使館のエルサレム移転が行われ、現地で式典も開かれる予定です。
イスラエル、サウジの後ろ盾がアメリカ
シリア、イランの後ろ盾となっているのがロシアです。
中東情勢も加速度的な展開を迎えています。
アメリカのエルサレム首都認定後、
安部総理が主要国でいち早くイスラエルとパレスチナの双方を訪問したように
中東では中立の立場を崩さない日本ですが、
中東が先か、極東が先か・・・鍵を握るのはロシアかもしれません。

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南北首脳会談と北朝鮮包囲網。 - 2018.04.30 Mon

4月27日、軍事境界線にある板門店の
韓国側の施設『平和の家』で南北首脳会談が行われました。
見て感じたのは金正恩の余裕です。
習近平からどんなレクチャーを受けたか分かりませんが、
中朝首脳会談のどこか緊張した面持ちから
今回は非常に余裕に満ちており、取材陣にも笑顔で応え
予定にはなかった文在寅大統領を
北朝鮮側に軍事境界線を跨わせる機転も効かせました。



南北首脳会談自体は三度目です。
今回は初の韓国開催で、北朝鮮首脳が初めて軍事境界線を越えた事
歴史的と言えるでしょうが、問題は中身です。
会談の公開された映像を見て
「意外に金正恩いい人」「感動した」と思った人はちょっと待って欲しい。
そのいい人っぽいの兄殺しの独裁者なんですけど・・・

板門店宣言では
核のない朝鮮半島の実現という共同目標を確認し、
朝鮮戦争の終戦を宣言し、
平和協定の締結を目指して恒久的な平和構築に向けた南・北・米3者、
南・北・米・中4者会談の開催を積極的に推進すること
を宣言したとあります。

物足りないように感じるか、北朝鮮が譲歩したと感じるか人それぞれですが、
一先ずはミサイルが日本上空を飛んでJアラートで起こされるというような事態は
しばらくはないだろうというだけで
今回の会談で何かが動いたとは言えないという感じがします。
過去二回の共同宣言も似たり寄ったり、結局時間稼ぎに使われたというのが歴史です。

まず核のない朝鮮半島の実現という共同目標というのは具体的に何を指すのか?
国際社会は一方的に核開発を進める北朝鮮を非難しているのであって
北朝鮮が核廃棄に応じれば良いだけなのですが、
北朝鮮が核武装に動いた背景を考えれば
当然在韓米軍の撤退を交渉条件に入れてくる可能性があります。
それに韓国も協力するかのような含みを感じます。
中国を交渉に参加させるのは中朝首脳会談で恐らく打ち合わせ済みだったのでしょうが、
朝鮮半島の非核化と在韓米軍撤退で漁夫の利を得るのは中国でしょう。
問題はアメリカがそれを容認するか否かです。

今回、日本の拉致問題がどの程度言及されたのかは不透明ですが、
「安部総理が過去の歴史の清算に基づいた日朝国交正常化を望んでいる」
と文在寅大統領が伝え、
金正恩は「日本との会談に応じる用意がある」と発言したとされています。
日本はこれに急いで飛びつく必要はありません。
文在寅は日本が積極的に北朝鮮にラブコールをしてるような言い方をしてますが、
そもそも拉致被害者をさっさと返せばいい話なのです。
今回の会談で韓国はまたしても竹島絡みの食事を用意し、
いたるところで竹島入りの朝鮮半島を見せつけられました。
過去の歴史の清算についても今度は南北共同で日本にたかる予感がします。
南北朝鮮共に約束を破る常習犯です。
この合意についても全く信用できないというのが日本政府の本音でしょう。
日米首脳会談でトランプ大統領自ら日本の拉致問題に深く言及し、
6月初旬までに行われる米朝首脳会談では大きく取り上げられるとされるので、
まずはそれを見定める必要があります。



一方でトランプ大統領にもリスクがないわけではありません。
29日、関東沖で初めての日英海軍の共同訓練が行われました。
日本は国連決議で禁止された北朝鮮による瀬取りに対する取締を主導的に行っていますが、
沖縄の嘉手納基地を拠点として米軍以外にカナダ、オーストラリアも参加することになっています。
5月には日露首脳会談も行われる見通しなので、
日本は南北の融和ムードに気を取られることなく、アメリカの不測の行動に振り回されることなく、
様々なリスクを分散し、完全なる非核化、拉致被害者の救出を求めて
国際社会と共に継続的に圧力をかけ続ける必要があります。

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